ファシリテーションのツール

ファシリテーション・ツール

ファシリテーション研修を行っていて一番多い質問が、

「どういった場面でどのツールを使うのが適切か」

というものです。
適切なツールは次のふたつの観点から選択すると良いでしょう。

まずひとつ考えなければいけないことは、チーム全体が今どういった状況にあり、それぞれのメンバーがどういった心理状態にあるか、そして成果を出すためにはどうあるべきかということです。
チーム全体にエネルギーをみなぎらせたいのであれば、ブレーンストーミングが効果的ですし、メンバーが何らかの理由で発言しにくいような状態にあるのなら「ストラクチャーラウンド」(テーマに基づいて端から順に発言して行く)がふさわしいでしょう。
議論が紛糾してメンバーが感情的になっているようであればTチャートを用いてそれぞれの長所や短所を客観的に見ることが効果的になるし、魚の骨図で問題の原因を見極めることもできます。

もうひとつの観点は、チームが課題解決において、どのプロセスにあるのかということです。
ファシリテーターは常に、

「チームが現在直面している課題はなにか」

「チームが目標に向かって進むためには次に何をすべきか」

と自問し続けなければなりません。
例えば、
・今はより多くの視点や意見が必要な段階なのか。
・それぞれの案の長所短所を見極める段階なのか。
・それとも意思決定すべきタイミングなのか。
それによって必要となるツールも当然異なってきます。

後者の観点に着目してファシリテーション用のツールを分類すると、
主に以下のような4つのグループに分けることができます。

アイディアを出すためのツール

ブレーンストーミング 

親和図

アイデアマップ   

アイディアの絞込みを行うためのツール

オフマトリックス 

重み付け評価法 

加重投票法 

方向性を決めるためのツール

SWOT分析 

ロジックツリー 

状況を分析するためのツール

プロセスマッピング 

特性要因図(魚の骨) 

フォースフィールドダイアグラム