誰がファシリテーターになるべきか

誰がファシリテーターになるべきか。これにはさまざまな選択肢が考えられます。チームのメンバーを指名してやってもらってもいいですし、リーダー自らファシリテーターとなってもいいです。また社外のプロに頼んでもいいでしょう。それぞれのメリットとデメリットを考え合わせ、そのときの状況に応じて、選んでいけばいいのです。

PFCの社内会議では、ファシリテーターは社員が交代でやることになっています。すると、ファシリテーターとしての苦労や大変さがよくわかるためか、ファシリテーターをやったことのある人が、会議の一参加者となったとき、自然に会議に積極的かつ協力的になります。また社内の人間がファシリテーターを務めると、「背景をよく理解しているので議論を進めやすい」「ファシリテーターとしての経験が積める」などのメリットがあります。

一方、社内の人間がファシリテーターをやることにはマイナス面もあります。事前準備などの負荷もありますし、人間関係などデリケートな問題を話す場合に、本音が言いにくいこともあります。何よりも最大の問題は、ファシリテーターは誰でもすぐなれるというわけではないということです。少なくともこのコラムで述べているようなことを理解し、コミュニケーションや論理思考力を養い、さらにファシリテーターとしての経験をつんで、さまざまな場面に臨機応変に対応できる柔軟性を身につける必要があります。