業務を図で「見える化」部門の利害越え最適化

「プロセス5:解決策とアクションプランの策定」 からご紹介します。

プロセス4で課題領域と優先順位が明確になったら、解決策の策定に着手します。 A社のケースではすぐに部門間の対立が起こりました。簡単に言うと

「A部門が先に業務処理をしてからB部門に共有する」
「B部門が先に業務処理をしてからA部門に共有する」

このふたつの案が対立し、いくら話し合っても話は平行線をたどるばかりでした。

そこでファシリテーターは、いきなり解決策の最終案をまとめようとするのではなく
「Must/Can/Will」という枠組みを使うことにしました。 すなわち
・Must:ぜったいにしなければならないこと
・Can:実行できること
・Will:本来こうしたいこと

の3つの観点から、問題の本質を確認しなおしたのです。 「すべき」「やれる」「あるべき」、それぞれ単体では現実的な解とはなりませんが、だんだんとその3つが重なり合う点に向かって、全員の意識が向かい始め、議論が前に進み始めました。