「会議進行術」を超えて、組織成果を最大化する

『「会議進行術」を超えて、組織成果を最大化する』をテーマに、ファシリテーターの4つの役割をご紹介します。

【役割その1】中立的な立場になる
ファシリテーターの中立性の必要性を説くと、よく「自分は会社で中立的な立場になり得ない」という人がいます。自分の置かれた立場に立脚したり、所属する組織を代弁したりせねばならないというわけです。しかし、立場や組織を越えた議論や検討がなされることが、今日の時代に最も求められているのではないでしょうか。

【役割その2】「プロセス」を管理する
ファシリテーターが管理すべきなのは議事進行にとどまりません。たとえば「ある問題の解決策を策定する」のが求める成果であるとすれば、問題解決のロジック展開はどうあるべきか、その問題を深く分析するにはどのようなツールがよいか、解決策を創出するにはどんな議論手法が適しているか、などについても考えなければなりません。

【役割その3】「チームワーク」を醸成する
ファシリテーターは会議をチーム活動と見なし、その意識を会議の参加者にも植え付けなければなりません。チームが成功するには、全員が総力をあげなければならないというのは至極当然の話ですが、ほとんどの会議ではそのことが忘れ去られています。

【役割その4】成果が最大化するように支援する
支援しているチーム活動の目標からぶれないようにすること、そして、真の成果は戦略や改善案などを「策定すること」ではなく、その策を「実践・実行すること」で得られると認識することが欠かせません。策定プロセスに参画した人々は、策の実行に対するコミットメントがはるかに高まります。