活発な議論を促し、グループをチームに

ファシリテーションが単なる司会進行と異なるのは、話し合いを 通じて「チームを作る」「チームとしてのより高い成果を引き出す」という目的があるからです。 そのために重要となるのはファシリテーターが:
・メンバーの思考を刺激するような質問を投げかけること
・メンバーの発言を他のメンバーにつなげたりすること
のふたつです。

これによって、メンバーは積極的に考え、発言し、意見を交換するようになり、また、こうした経験を通じて、メンバーはチー ムとして行動することの意義を感じられるようにもなります。日常の業務にも変化が現れたら、しめたものです。

さらに、会議において「自分たちで話し合い、自分たちで決めた」 と実感できる結論が得られると、その結論に対するコミットメントも生まれます。

このように「話し合いの中で、いかにチーム力を高めるか」が、 ファシリテーターの役割です。質問の投げかけ方、発言のくみ上げ方など、ファシリテーターの役割が問われる場面でもあるのです。

コーチングと同じで、どのような質問を投げかけるべきかに関してのマニュアルなどはありません。準備はもちろん必要ですが、そのときの状況に応じて、臨機応変に対応していかなければなりません。